
昨今、世界的に注目を集めるSDGs。
皆さん、このSDGsの意味はご存知ですか?
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略語で、日本語で『持続可能な開発目標』といった意味です。
目標は17個あり、例えば「貧困をなくす」や「ジェンダー平等の実現」などがあります。
当店もSDGsへの取り組みを開店時から始めています。
財布の販売を通じてどうSDGsに貢献しているのか?
今回はそのお話をしたいと思います。

持続可能な素材消費
SDGsの12番目の項目に「つくる責任 つかう責任」という目標があります。
大量に作って生態系、環境を壊さない。
大量に購入して廃棄しない。
これらは当店で取り扱うクロコダイル、ガルーシャともに、この問題に直面していると思います。
クロコダイルは革製品になる為に養殖されたり、ガルーシャになるアカエイは海で育った天然物で、有限なものです。
特にクロコダイルはワシントン条約で輸出入の規制があり、天然のクロコダイルは減少傾向にあります。
クロコダイル、ガルーシャともにむやみやたらに捕まえ、革製品にし、売れ残った物は廃棄するといったことは地球環境に悪影響を及ぼします。
当店ではその悪影響を防止する為、多くの製品で『在庫を持たない』ようにしてあります。
※一部人気商品は少量の在庫を持っています。
在庫を抱えないことで、大量生産に歯止めをかけ、革の無駄遣いを減らしています。

革を無駄にしない
有名ブランド、高級クロコダイルのお店では革をセンター取りした商品が多いです。
センター取りとはクロコダイルのお腹の中央部分を裁断し、財布などの革製品に使う事を言います。
当店ではそのセンター取りをしていません。
それは革の無駄遣いを減らす為です。
センター取りをすると、両端の革はどうなるか?
多く廃棄されると聞いた事があります。
センター取りをしなければ、複数の製品が作れたのに、、、
そんな事がないよう、当店では革が効率よく製品になるよう革を裁断しています。

いかがだったでしょうか?
「革を扱うお店がSDGs?」と思われた方も多くいるかと思います。
確かにセンター取りだと左右対称になりやすく、美しいのですが、それだとせっかく出来た革を無駄にしてしまう事も。
そんな小さなことではありますが、「塵も積もれば山となる」の気持ちで1つ1つの製品を生産しております。
もし、よろしければ当店の財布をご購入頂き、SDGsに貢献してみませんか?